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独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(別ウィンドウで開きます) 本文へ ウェブアクセシビリティについて サイトマップ 文字サイズ変更 背景色変更 toggle navigation メニュー閉じる 背景色変更 ホーム モデル事例 合理的配慮事例 各種資料 お問い合わせ ウェブアクセシビリティについて サイトマップ 閉じる ホーム モデル事例 合理的配慮事例 各種資料 お問い合わせ 店舗における「障害のある社員のみで 構成するチーム作業」の取組 2023年度掲載 事業所名まいばすけっと株式会社 (法人番号: 1040001064592) 業種卸売・小売業 所在地神奈川県横浜市 事業内容都市型小型食品スーパー「まいばすけっと」の運営 従業員数26,552名 うち障害者数192名   障害 人数 従事業務 聴覚・言語障害 4名 店舗での陳列、レジ業務など 肢体不自由 8名 店舗での陳列、レジ業務など 内部障害 13名 店舗での陳列、レジ業務など 知的障害 50名 店舗での陳列、レジ業務など 精神障害 81名 店舗での陳列、レジ業務など 発達障害 32名 店舗での陳列、レジ業務など 高次脳機能障害 4名 店舗での陳列、レジ業務など 本事例の対象となる障害 聴覚・言語障害、肢体不自由、内部障害、知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害 目次 事業所の概要、障害者雇用の経緯 障害者雇用の従事業務と職場配置 取組の内容と効果 今後の展望と課題 まいばすけっとの店舗外観 1. 事業所の概要、障害者雇用の経緯 (1)事業所の概要 まいばすけっと株式会社(以下「当社」という。)は、平成17(2005)年にイオンリテール株式会社(以下「イオン」という。)の「まいばすけっと事業部」としてスタートした。その後、平成23(2011)年に「まいばすけっと株式会社」として設立、平成24(2012)年にイオンから分社化した。 当社の事業は、都市型小型食品スーパーまいばすけっとの運営であり、現在、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県に約1,100店舗を展開し、およそ25,000名の店舗スタッフ(以下「スタッフ」という。)が活躍している(店舗数などは令和5年9月22日時点の数であり、このあとも同様)。   (2)障害者雇用の経緯 障害者雇用を始めたきっかけは、平成24年に当社がイオンから分社化したことである。当初は本社事務職として採用を進めていたが、当時の会社の成長スピードが速く、事務職だけでは法定雇用率の達成が間に合わないことと、“まいばすけっとらしい”働き方が事務職以外にあるのではないかと考えたことから、店舗に勤務する職務内容で障害者雇用を進める方策について検討し、障害のある社員で構成する「商品陳列チーム」(以下「チーム」という。)による取組を始めた。 現在、障害のある社員143名による21チームが47店舗で活躍している(チーム所属社員は以下「メンバー」という。)。143名の障害の内訳は、身体障害5名、知的障害54名、精神障害52名、発達障害32名である。 チームによる障害者雇用の特徴は、募集・採用については、特定の障害に限定せず行い、選考は職場実習(以下「実習」という。)を活用していることである。そして、採用後のチーム作りも、様々な障害種別のある社員の特性など考慮していることである。本稿では、当社の障害者雇用について、「商品陳列チーム」の取組を中心に紹介する。 2. 障害者雇用の従事業務と職場配置 (1)障害者の従事業務  店舗勤務者の主な業務は、「レジ」と「商品陳列」であり、チームは「商品陳列」をサポートすることとした。 このような役割としたのは、チーム(複数名)で陳列することで迅速に処理できること、それにより、スタッフのレジ業務への集中とお客さま対応にかける時間を増やすことにつながると考えたからである。チームは障害のある社員で構成することとし、「商品陳列」を専門に担当する体制とした。 「商品陳列」に特化するチームを立ち上げるに当たっては関係機関の協力を得た。就労移行支援事業(以下「移行事業所」という。)の利用者に職場実習(以下「実習」という。)に来ていただき、商品陳列にどれくらいの時間がかかるのか、チームとして作業するにはどのような工夫が必要か、勤務時間中の休憩はどうすればよいかなどについて、参加者や移行事業所の職員から意見をいただいた。 この実習の参加者数名が当社に就職しており、チームの初期メンバーとして現在も活躍している。   (2)職場配置  各チームは3名から8名のメンバーで構成し、一日2~3店舗を巡回して、商品の陳列業務に従事する。店舗における作業のため、営業時間中は、陳列業務以外のお客さま対応などについても可能な範囲でメンバーは対応している。そうした際には店舗のスタッフと協力しつつ業務に当たっている。 3. 取組の内容と効果 (1)取組の内容 ア.取組(1):職場実習制度の活用 調査によると、障害者を雇用した企業の多くは採用後の定着に課題を感じているとのことである(注参照)。当社も採用した方には長く働いてもらいたいと考えており、それには応募者に当社の仕事を理解した上で応募し、入社いただくことが重要と考えている。  そのため当社では、応募者の方には実習を必ず体験していただくこととしている。実習は2回で、1回目は体験的な実習で期間は1週間、2回目は入社前に体力や自己発信力の確認を行うために2週間参加いただく実習である。 3週間という長期の実習は、入社前に応募者が実際の現場で業務を体験し、入社前後の認識のずれを少なくすることにより、「長期間にわたり働いていただきたい」という当社の要望と、「実際の職場を理解したうえで、安心して入社したい」という応募者の要望に応えるために行っているものである。 なお、実習の際には関係機関(特別支援学校や移行事業所など)の実習制度を活用している。 また、本人が希望した場合にはトライアル雇用も活用している。   イ.取組(2):小休憩制度の導入 勤務は原則として週4日以上かつ一日6時間以上の勤務としている。30分の昼食休憩に加え、個々の障害特性に配慮して午前と午後に10分ずつ休息時間を確保し、心身のリフレッシュを図る小休憩制度を導入している。なお、午前と午後の10分休憩は勤務時間として給与支払対象としている。 障害者雇用に取り組み始めた当初は小休憩制度を設けていなかった。しかし、雇用を進めるうちに、メンバーの障害特性によっては過集中になりやすく疲れやすいという課題のあることがわかってきたので、メンバーとの話し合いを重ねてこの制度の導入に至った。   ウ.取組(3):リーダー制度の導入 21チーム中11チームで、メンバーをリーダーとして登用している。リーダーが不在のチームもあるが、リーダーシップのとれると見込まれるメンバーを登用することで、障害のある社員同士で助け合う体制としている。 リーダー登用については、本人の立候補のほか、他薦も受け付けている。候補者は、一定期間の研修を受講したのちに人事担当者と面接を実施した上でリーダーとして決定され、登用後は給与に「リーダー加給」がなされる。 明確な目的を持って仕事をしていくこと、ステップアップ制度があるということはメンバーにとって大きなモチベーションとなっている。   エ.取組(4):支援員と人事担当者の二人三脚の支援体制 チームのメンバーの採用から定着支援までは本社人事部門の人事担当者(以下「人事担当者」という。)3名で行っている。また、チームが所属する部門にはメンバーとの相談を担当する社員(以下「支援者」という。)を選定している。メンバーは人事担当者と支援者に必要な時には相談することができ、必要な支援を受けることができる。 相談は、毎日9時から19時までで、プライベートな悩みや業務で困ったことなどがあれば、人事担当者3名のいずれかにいつでも連絡できるよう、メンバーは連絡先カードを名札の裏に入れて常時携帯している。   オ.取組(5):スペシャルサポーターの導入 障害者雇用の理念に共感を示した店舗スタッフ2名が、令和5(2023)年より「スペシャルサポーター」として、店舗勤務から本部の人事部門に異動し、人事担当者と協力して障害者雇用の業務に従事している。具体的には、チームのメンバーが長期に安心・安定して勤務ができるよう、メンバーやスタッフの良き相談役となりつつ、分かりやすい作業手順書を用いた教育やお客さまへの接し方など、フレンドリィ教育を行っていただいている。   (2)取組の効果 当社の平成30(2018)年以降に入社した障害のある社員の1年後職場定着率を、社員数の多い障害について見ると、発達障害100%、知的障害97.5%、精神障害98.3%となっており、高い定着率を維持している。 (すべての障害についても、令和30年以降の入社者は121名おり、1年未満の退職者は4.1%と定着率は高い) また、当社の障害者雇用にかかる知見(経験やノウハウ)を自社内限りにするのではなく、広く発信し、障害者雇用に悩みを抱える他社に提供することで、社会全体の障害者雇用の促進に貢献することも行っている。直近では以下の取組を実施した。 ア.令和4(2022)年9月:神奈川県主催「進めよう障がい者雇用!~障がい者の活躍がもたらす働きやすさ~」(定員450名)において、  雇用事例を発表した。 イ.令和4(2022)年9月:東京都主催 障害者雇用エクセレントカンパニー賞を受賞した。 ウ.令和5(2023)年10月以降:東京しごと財団主催 企業見学支援事業に協力し、他社人事担当、障害のある方に向けて当社の障害者    雇用情報を公開した。 4. 今後の展望と課題 今後、チームの業務を導入する店舗数の拡張を継続しつつ、障害をもつ社員がチームの業務だけでなく、他の様々な部署で活躍できるような取組を進めていきたいと考えている。  また、現在はメンバーの雇用契約は時間給による有期雇用のみとしているが、今後は正社員にステップアップできる制度を構築し、さらに一人ひとりの能力が最大限発揮できる環境としていきたい。 執筆者:まいばすけっと株式会社 人材開発部 人事企画 前ページへ アンケートのお願い 皆さまのお役に立てるホームページにしたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いします。なお、事例掲載企業、執筆者等へのお問い合わせや、事例掲載企業の採用情報に関するご質問をいただいても回答できませんので、あらかじめご了承ください。※アンケートページは、外部サービスとしてユミルリンク株式会社提供のCuenote(R)を使用しております。 アンケートに答える(別ウィンドウで開きます) サイトポリシー プライバシーポリシー 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(別ウィンドウで開きます) Copyright (c) Japan Organization for Employment of the Elderly, Persons with Disabilities and Job Seekers. All Rights Reserved.

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